弘電社、上期経常を一転赤字に下方修正

　弘電社 <1948> [東証Ｓ] が10月17日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の0.3億円の黒字→2.2億円の赤字(前年同期は0.4億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の10.5億円(前期は5.3億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は民間企業設備投資、並びに建設投資の回復を受け、第２四半期累計期間の業績確保に向け電気設備工事、並びに機器販売事業における受注・売上・利益拡大策を展開して参りました。　しかしながら、部材の納期遅延等により進行基準案件の完成期がずれたことに伴う売上高減少に加え、施工体制強化に向けた先行投資等もあり、想定していた利益の確保が困難となったため、前回開示しました第２四半期連結業績予想を修正いたします。　積極的な受注活動の成果として電気設備工事の次期（第３四半期以降）繰越工事高は着実に積み上がっていることから、通期連結業績予想につきましては現時点において変更いたしません。修正の必要が生じた場合には、改めて公表いたします。　※上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、さまざまな要因により大きく異なる場合があります。