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関電工のニュース

関電工のニュース一覧

相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2022/01/14 18:27

<6143> ソディック

四季報より 業種:機械。

【特色】放電加工機で世界首位級。NC装置内製し独自色強い。射出成形機や食品機械(製麺機)も育成

【伸 長】柱の工作機械が中華圏で自動車や5G向けなど需要高原。稼働率改善し営業益急回復。22年12月期の工作機械は中華圏の需要衰えず。国内も設備投資への補助金効果で自動車向け軸に復調。食品機械も中華圏で増勢。営業益伸長。為替差益ない。

【差別化】射出成形機は競争激しい中国で精度の高さ訴求し拡販。22年6月竣工予定の厦門新工場で食品機械の生産品目拡充。

2021年11月12日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+229.4%の61.00億円、経常利益+242.1%の70.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

2017年11月24日の1674円を高値とする下降トレンド(A)を形成。この中で、まず2018年12月25日に625円まで下落し、ここからの反発で2019年5月14日の1041円、7月2日の1005円を2点天井に8月28日に700円まで下落し、12月13日に1061円まで上昇したところで当面のピークをつけて、その後コロナ相場に巻き込まれ急落局面につれ安して、2020年3月23日に520円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(B)へ転換し、この中で6月8日の914円、7月22日の891円と2点天井となって9月4日に711円まで押し目を入れたあと上放れとなって、下降トレンド(A)を上にぬけて2021年6月4日に1175円の年初来高値をつけました。ここをピークとする調整で12月4日の信用期日を通過して12月21日に764円まで下げて反発局面にあります。
 

 

<5563> 新日本電工

四季報より 業種:鉄鋼。

【特色】日本製鉄系、鉄鋼向け合金鉄最大手。南アにマンガン鉱山権益、機能材、環境、電力事業を育成

【伸 長】合金鉄は粗鋼回復で出荷好転、市況上昇。電池材料は自動車回復で出直る。営業増益。増配。22年12月期は合金鉄需要堅調、工場集約化で収益底堅い。電子部品材料は旺盛な需要に設備増強。増益続く。

【合金鉄】21年末に合金鉄の生産を競争力ある徳島工場に集約化し、コスト低減強める。顧客との取引見直し進め、市況変動の影響が少ない仕組み開始、収益安定化図る。

2021年11月9日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益はデータなし、経常利益+57.5%の55.00億円と増益の見通し。

2017年7月31日の545円、2018年1月15日の528円の2点底天井からの下落で、3月26日に306円まで下げて反発し、4月24日の376円の戻りから下降トレンド(A)を形成しました。この下降トレンド(A)の中で、2019年11月6日の195円から、コロナ相場に巻き込まれて急落して2020年3月13日に108円で底打ちとなりました。ここから6月10日に179円まで上昇後、7月31日に142円まで下げて2点底をつけ、上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で、2021年5月10日に410円の年初来高値をつけ、7月20日に284円まで押し目を入れ10月27日に393円まで上昇し、2点天井をつけて12月1日に1/3押しの310円を下回る285円まで下げてもみあっています。
 

 

<1942> 関電工

四季報より 業種:建設業。

【特色】東京電力系で電気設備工事最大手級。一般向け拡大し東電向け比率3割弱。太陽光発電事業も

【横ばい】収益認識基準適用で売上目減り。屋内線工事は大型案件少ないが豊富な受注残を消化。東電向け主体の配電線工事や再エネ関連も堅調。人件費増を吸収。23年3月期は屋内線が一段増。利益も上向く。

【E V】100%化目指す国際的な活動に加盟。30年までに車両2000台をEV化。炭素排出中立なLPガス活用で基本合意。22年度も年間300人規模の採用継続。

2021年10月29日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+0.9%の303.00億円、経常利益+0.8%の313.00億円の増収・増益の見通し。

2016年6月13日の772円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年8月4日の1270円、2018年2月2日の1282円、5月2日の1308円と順上げの三尊天井となったあと、下降トレンド(B)へ転換しました。

この中で、2019年6月3日に858円まで下げて12月9日に1104円まで反発し、ここからコロナ相場の急落局面でつれ安し、2020年3月19日に750円まで下げて底打ちとなりました。ここで1104円を高値とし、750円を安値とする三角保ち合い(C)を形成し、この中で2021年4月16日の1055円を戻り高値にして、12月1日に800円まで下げて12月16日に864円で買転換となっています。
 

 

<6165> パンチ工業

四季報より 業種:機械。

【特色】金型部品国内2位。中国は8000社の顧客基盤を持ちシェアトップ級。特注品製造に強み

【再増額】金型部品は電子部品・半導体向けが日中軸に想定超。自動車向けは国内下期復調。好採算の医療向け好調。原材料高は一部価格転嫁、工程改善も効く。営業益再増額。減損特損減。23年3月期は自動車向け回復、電子部品・半導体向けなお好調。

【女性活躍】管理職比率はじめ5要件満たし、えるぼし認定最高位取得。キャリア支援などさらに強化へ。次期中計を策定中。

2021年12月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+73.6%の28.00億円、経常利益+61.7%の27.10億円と2期連続の増収・増益の見通し。

2018年5月23日の1321円を高値とする下降トレンド(A)の中で、12月25日に428円まで一本調子の下げとなり、2019年4月18日に709円まで反発して再下落となり、6月4日の442円、8月13日の425円と2点底をつけて、11月27日に612円まで上昇し、その後、コロナ相場の急落局面でつれ安し、2020年4月8日に294円で底打ちとなりました。ここからゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行し、11月11日に520円の高値をつけて、2021年1月5日に406円まで押し目を入れ再上昇となって、6月30日に713円の年初来高値更新となりました。ここをピークに調整入りとなり、8月18日に527円まで押し目を入れて9月27日に635円まで反発し再下落となって12月14日に487円まで下げてもみあっています。

※昨年の6月30日の713円の年初来高値からの6ヶ月期日は12月30日で通過しましたので、そろそろ最終段階の押し目に入る可能性があります。
 

 

<6817> スミダコーポレーション

四季報より 業種:電気機器。

【特色】コイル専業。車載、通信用が主。ドル建て調達多く円安は減益要因。生産は海外各地。四半期配当

【連続増益】EV含む車載部品好調。原材料上昇、半導体不足による供給先の生産調整こなし増額修正。増配。22年12月期も車載、家電、産業用が堅調。原材料高止まりは製品価格へ転嫁。連続増益、増配続く。

【多様化】ベトナムの工場増築は22年1月稼働予定、電源トランスなどを増産。中国の電力不足は再生可能エネルギー、材料等の供給不足は調達先の多様化で対応方針。

2021年10月29日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+93.8%の55.00億円、経常利益+185.7%の42.00億円と5期ぶりの増収・増益の見通し。

2019年4月19日の1748円を高値とする下降トレンド(A)の中で、8月29日に945円まで下げて12月9日に1408円まで反発するものの、その後のコロナ相場に巻き込まれ急落となり2020年4月6日に533円で底打ちとなりました。8月4日の611円の2番底からの反発で、下降トレンド(A)を上にぬけて12月11日に1169円まで上昇し、2021年3月5日に946円まで押し目を入れて、ゆるやかな上昇トレンド(B)を形成しています。この中で3月18日に1204円まで上昇し、5月13日に952円まで下げて、短期の上昇トレンド(C)を形成しました。この上昇トレンド(C)の中で、8月12日に1498円と年初来高値更新となって調整入りとなり、10月5日に1132円まで下げて10月20日に1409円まで戻し再下落となって12月1日に1088円まで下げてもみあっています。
 

 

配信元: みんかぶ株式コラム
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