1,364円
東洋建設のニュース
<動意株・10日>(大引け)=日本鋳造、渋谷工、システムディなど
日本鋳造<5609.T>=ストップ高。昨年5月8日につけた昨年来高値161円を一気に更新。同社はきょう、熱膨張ゼロの合金材料の実用化に成功したと発表。これが材料視されているようだ。新しく開発した合金材料の製品名は「LEX-ZERO(レックス ゼロ)」で、現在、特許出願中という。「LEX-ZERO」は、材料の熱変形に起因する精度誤差を解消することができ、半導体デバイス製造や液晶製造、超精密・微細加工、精密光学機器など多くの分野での利用が期待されている。
渋谷工業<6340.T>=5連騰。同社は「細胞培養システム」で先行するほか、理化学研究所発ベンチャーのヘリオス(旧日本網膜研究所)、ニコンとともに17年度をメドに「細胞シート」の量産装置を開発する方向にあるなど、今後の再生医療分野での活躍が期待されている。九州大発のバイオベンチャーが発売した世界初のバイオ3Dプリンターでは製造技術の元となる3次元細胞積層システムを手掛けていることも思惑人気の背景にあるようだ。
システムディ<3804.T>=急伸。同社は発行株数がわずか324万株と小型で浮動株比率も27%弱と流通株式に品薄感が強い。昨年12月に特定資金介入思惑を背景に株価は300円台から4ケタ大台替えまで一気に駆け上がったのは記憶に新しい。学校向けなど特定業種に特化したソフト開発を手掛けるが、既存納入先の学校のシステム投資が増勢で収益を押し上げており、クラウド型サービス運用も好調で12月中旬に業績予想を増額、ファンダメンタル面からのアプローチでも買いの根拠がある。
日本冶金工業<5480.T>=5日続伸。同社は7日、14年3月期の連結純利益予想の修正を発表、従来予想の1億円から4億円(前期実績は73億6500万円の赤字)に増額しており、これが支援材料として意識される。これは連結子会社のナストーア溶接テクノロジーの株式譲渡に伴うもので特別利益約3億円が発生する見込みとなったため。同社はニッケル精錬からの一貫体制を敷くが、ニッケルを中心とした非鉄金属価格に上昇観測が強まるなかで、収益環境は追い風局面にある。また、株式需給面でも独特の仕手性を擁し、短期筋の買いがここ盛り上がりをみせている。
東洋建設<1890.T>=大幅上昇。同社は7日、14年3月期通期の連結業績予想と期末配当予想の修正を発表した。売上高は従来予想の1350億円から1450億円(前期比13.3%増)、営業利益は35億円から36億5000万円(同28.3%増)、純利益は13億円から18億円(同62.6%増)に上方修正しており、これがポジティブサプライズとなった。
フルヤ金属<7826.T>=堅調。「売り物薄のなか継続的な買いが流入、1月17日の戻り高値2450円を上抜けば上昇トレンド移行が鮮明化する」(市場関係者)という見方。原料のプラチナ系金属価格の下落が収益悪化要因となっていたが、昨年12月を底に価格は反転の動きにあることが株価を後押ししているという。白金加工はスマートフォンの出荷増勢による恩恵も大きい。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
渋谷工業<6340.T>=5連騰。同社は「細胞培養システム」で先行するほか、理化学研究所発ベンチャーのヘリオス(旧日本網膜研究所)、ニコンとともに17年度をメドに「細胞シート」の量産装置を開発する方向にあるなど、今後の再生医療分野での活躍が期待されている。九州大発のバイオベンチャーが発売した世界初のバイオ3Dプリンターでは製造技術の元となる3次元細胞積層システムを手掛けていることも思惑人気の背景にあるようだ。
システムディ<3804.T>=急伸。同社は発行株数がわずか324万株と小型で浮動株比率も27%弱と流通株式に品薄感が強い。昨年12月に特定資金介入思惑を背景に株価は300円台から4ケタ大台替えまで一気に駆け上がったのは記憶に新しい。学校向けなど特定業種に特化したソフト開発を手掛けるが、既存納入先の学校のシステム投資が増勢で収益を押し上げており、クラウド型サービス運用も好調で12月中旬に業績予想を増額、ファンダメンタル面からのアプローチでも買いの根拠がある。
日本冶金工業<5480.T>=5日続伸。同社は7日、14年3月期の連結純利益予想の修正を発表、従来予想の1億円から4億円(前期実績は73億6500万円の赤字)に増額しており、これが支援材料として意識される。これは連結子会社のナストーア溶接テクノロジーの株式譲渡に伴うもので特別利益約3億円が発生する見込みとなったため。同社はニッケル精錬からの一貫体制を敷くが、ニッケルを中心とした非鉄金属価格に上昇観測が強まるなかで、収益環境は追い風局面にある。また、株式需給面でも独特の仕手性を擁し、短期筋の買いがここ盛り上がりをみせている。
東洋建設<1890.T>=大幅上昇。同社は7日、14年3月期通期の連結業績予想と期末配当予想の修正を発表した。売上高は従来予想の1350億円から1450億円(前期比13.3%増)、営業利益は35億円から36億5000万円(同28.3%増)、純利益は13億円から18億円(同62.6%増)に上方修正しており、これがポジティブサプライズとなった。
フルヤ金属<7826.T>=堅調。「売り物薄のなか継続的な買いが流入、1月17日の戻り高値2450円を上抜けば上昇トレンド移行が鮮明化する」(市場関係者)という見方。原料のプラチナ系金属価格の下落が収益悪化要因となっていたが、昨年12月を底に価格は反転の動きにあることが株価を後押ししているという。白金加工はスマートフォンの出荷増勢による恩恵も大きい。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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