鉄建建設、今期経常を一転23％減益に下方修正

　鉄建建設 <1815> が3月17日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の82億円→53億円(前期は68.5億円)に35.4％下方修正し、一転して22.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の47.2億円→18.2億円(前年同期は27.1億円)に61.4％減額し、一転して32.7％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（個別業績予想）　 売上高は、手持工事の施工高が予想を上回ったこと等により、前回予想を70億円上回る見込みです。　 利益面については、一部の海外工事において採算が悪化する見通しとなったこと等により、営業利益が27億円、経常利益が30億円、それぞれ前回予想を下回る見込みです。経常利益の修正に加えて投資有価証券の売却に伴う特別利益を見込んだ結果、当期純利益は前回予想を11億円下回る見込みです。（連結業績予想）　 主に個別（当社）の業績予想の修正に伴い、連結業績を修正するものです。　 なお、配当予想につきましては、１株当たりの年間配当金を80円とするこれまでの予想に変更はございません。（注）本資料における業績予想については、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって業績予想と異なる場合があります。