長谷工は堅調、アウトソーシング子会社などと打診検査のＭＲソリューションを共同開発◇

　長谷工コーポレーション<1808.T>は堅調。６日の取引終了後、同社とアウトソーシング<2427.T>の連結子会社アウトソーシングテクノロジーが日本マイクロソフト（東京都港区）と連携し、マンションの外壁タイル打診検査のためのＭＲ（複合現実）ソリューション「ＡＲ匠ＲＥＳＩＤＥＮＣＥ」を共同開発したと発表した。

　７月から、長谷工グループの長谷工リフォームが建物診断を行う関東エリアに導入し、順次全国へ活用を広げていく。また、アウトソーシングテクノロジーは年内に他の建設・リフォーム会社を対象に同ソリューションの販売受付とトライアル運用を開始する予定という。今後、同ソリューションの工事中における施工・点検などへの活用やクラウド上に収集したデータの活用も進めていくとしている。

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