飛島建、今期経常を27％下方修正

　飛島建設 <1805> が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比50.3％減の23.9億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の52億円→38億円(前期は73.8億円)に26.9％下方修正し、減益率が29.6％減→48.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の35億円→21億円(前年同期は44.7億円)に39.9％減額し、減益率が21.7％減→52.9％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比63.4％減の6.9億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.8％→2.7％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）個別業績予想　　売上高につきましては、特定工事における進捗の遅れ等により、前回予想から140億円の減少となる見込みです。営業利益、経常利益及び当期純利益につきましては、売上高の減少等に伴い、前回予想からそれぞれ14億円、13億円、10億円の減少となる見込みです。（２）連結業績予想　　主に、個別業績予想の修正に伴い、連結業績予想を修正するものです。 （注）本資料に記載されている将来に関する記述は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。