清水建、上期経常が64％減益で着地・7-9月期は赤字転落

　清水建設 <1803> [東証Ｐ] が11月7日後場(13:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比63.9％減の51.5億円に大きく落ち込み、通期計画の540億円に対する進捗率は9.5％にとどまり、5年平均の36.6％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比15.5％増の488億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は57.1億円の赤字(前年同期は73.9億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の1.8％→-1.2％に悪化した。

株探ニュース