決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … アルメディオ、ストリームＭ、ユニネク (8月2日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の8月1日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.5　サンリツ <9366>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比31.2％減の2.1億円に落ち込んだが、4-9月期(上期)計画の4.2億円に対する進捗率は51.9％に達し、5年平均の38.2％も上回った。

▲No.6　田中建設工業 <1450>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比30.7％減の3.1億円に落ち込み、通期計画の14億円に対する進捗率は22.8％となり、4年平均の21.0％とほぼ同水準だった。

▲No.7　大石産業 <3943>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比10.2％減の3.9億円に減り、通期計画の17.5億円に対する進捗率は22.6％となり、5年平均の27.2％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4772> ストリームＭ 　東Ｇ 　 -17.77 　　8/ 2　　上期　　　　黒転
<3566> ユニネク 　　　東Ｇ 　 -12.93 　　8/ 2　　上期　　　 80.99
<7859> アルメディオ 　東Ｓ　　 -5.94 　　8/ 2　　　1Q　　　 20.00
<8117> 中央自 　　　　東Ｓ　　 -4.70 　　8/ 2　　　1Q　　　 71.96
<9366> サンリツ 　　　東Ｓ　　 -2.29 　　8/ 2　　　1Q　　　-31.23

<1450> 田中建設工業 　東Ｓ　　 -2.22 　　8/ 2　　　1Q　　　-30.65
<3943> 大石産業 　　　東Ｓ　　 -2.20 　　8/ 2　　　1Q　　　-10.18
<9713> ロイヤルホ 　　東Ｓ　　 -2.01 　　8/ 2　　　1Q　　　　黒転
<1799> 第一建設 　　　東Ｓ　　 -1.70 　　8/ 2　　　1Q　　　 33.28
<1730> 麻生フオーム 　東Ｓ　　 -1.18 　　8/ 2　　　1Q　　　　赤縮

<3604> 川本産業 　　　東Ｓ　　 -0.87 　　8/ 2　　　1Q　　　-86.44

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース