マサル、前期経常を一転25％増益に上方修正・26期ぶり最高益、配当も30円増額

　マサル <1795> [ＪＱ] が11月6日後場(13:00)に業績・配当修正を発表。20年9月期の連結経常利益を従来予想の4億9000万円→6億4300万円(前の期は5億1400万円)に31.2％上方修正し、一転して25.1％増益を見込み、一気に26期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の600万円→1億5900万円(前年同期は1億2400万円)に27倍増額し、一転して28.2％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の130円→160円(前の期は145円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　(連結業績予想)個別業績予想の修正に伴い、連結業績予想についても修正を行うものであります。(個別業績予想)予想売上高は前回の業績予想公表時とほぼ同水準でしたが、工事の採算性向上や一部の協力会社に対する休業支援の見積もり減少等により、営業利益、経常利益、当期純利益いずれも改善する見込みとなりました。なお、新型コロナ禍の事業への更なる影響については、引き続き注視してまいります。

　利益配分につきましては、株主の皆様に対する利益還元を最も重要な経営課題の一つと位置づけ、業績に裏付けられた利益配分を安定的且つ継続的に行うことを基本方針としております。この基本方針のもと、当期の１株当たり期末配当金（年間配当金）につきましては、１株当たり130円を予定しておりましたが、今回、通期連結業績が当初計画を上回る見込みとなったことから、１株当たり普通配当160円とさせていただきたいと存じます。（注）上記の業績予想は、現時点における入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は様々な要因により予想値と異なる可能性があります。