決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 東京ドーム、東建コーポ、アイモバイル (9月13日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の9月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ブラス <2424>
　18年7月期の経常利益(非連結)は前の期比10.5％減の7億円になり、19年7月期も前期比13.5％減の6.1億円に減る見通しとなった。

▲No.2　アイモバイル <6535>
　18年7月期の連結経常利益は前の期比11.0％減の20.9億円になり、従来予想の24億円を下回り、増益予想から一転して減益で着地。

▲No.4　東建コーポ <1766>
　19年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比1.9％減の36.2億円となり、5-10月期(上期)計画の91.5億円に対する進捗率は39.6％にとどまり、5年平均の56.4％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2424> ブラス 　　　　東１　　 -6.23 　　9/13　本決算　　　-13.54
<6535> アイモバイル 　東１　　 -4.75 　　9/13　本決算　　　-13.94
<9681> 東京ドーム 　　東１　　 -2.53 　　9/13　　上期　　　 -0.39
<1766> 東建コーポ 　　東１　　 -2.47 　　9/13　　　1Q　　　 -1.90
<3361> トーエル 　　　東１　　 -0.98 　　9/13　　　1Q　　　-38.38

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース