日本電技、前期経常を13％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も17円増額

　日本電技 <1723> [ＪＱ] が4月22日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。20年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の39.5億円→44.6億円(前の期は32.3億円)に13.0％上方修正し、増益率が22.2％増→38.1％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の30.5億円→35.7億円(前年同期は36億円)に16.8％増額し、減益率が15.1％減→0.9％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の102円→119円(前の期は94円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、空調計装関連事業の新設工事の増加等により、予想値を若干上回る見込みです。利益面につきましては、売上高増および利益率改善努力の結果、上記の通り、それぞれ予想値を上回る見込みです。

　当社は、業績に多大な影響を及ぼす事象や新規設備投資計画が無い限り、配当性向を一定に保ち、利益の伸長に見合う配当を通じて、株主の皆様に利益還元を行う方針であります。上記方針および業績修正に伴い、期末配当予想について92円から109円に修正いたします。