ETF売買動向＝8日前引け、ＴＰＸブル、大和４百レバが新高値

　8日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比2.8％増の1188億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同1.9％増の1013億円だった。

　個別ではダイワＴＰＸレバレッジ（２倍）指数 <1367> 、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <2048> 、上場日本高配当 <1698> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸ高配当４０指数 <1651> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ日本株配当貴族 <2065> など22銘柄が新高値。日経平均ベア上場投信 <1580> 、ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸインバース（－１倍）指数 <1457> など15銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が4.56％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> が4.29％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.72％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> が3.14％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は4.46％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.33％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.12％安、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> は3.47％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は3.43％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が61円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金481億9200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均569億5000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が158億6400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が93億3100万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が71億6200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が64億5700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が58億9300万円の売買代金となった。

株探ニュース