ETF売買動向＝22日前引け、日興経済貢献、野村小売が新高値

　22日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比56.8％増の1921億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同60.7％増の1730億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　小売 <1630> 、上場日本高配当 <1698> 、ＮＥＸＴ　商社・卸売 <1629> 、ＮＥＸＴ　配当貴族 <2044> 、ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> など10銘柄が新高値。ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> 、ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、ＪＰＸ日経４００ベア２倍上場投信（ダブルインバース） <1469> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> など7銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> が3.50％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ中国グレーターベイエリア <2629> が3.09％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が205円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1015億5200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金753億円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が167億3900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が121億1400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が116億3800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が103億7300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が102億1700万円の売買代金となった。

株探ニュース