ETF売買動向＝12日前引け、ＧＸ高配Ｅ日、日本配当貴族が新高値

　12日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比25.8％減の1731億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同27.0％減の1531億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　医薬品 <1621> 、ｉシェアーズ米国債１－３年ＥＴＦ <2620> 、グローバルＸ　Ｍｏｒｎｉｎｇｓｔａｒ　高配当　ＥＳＧ <2849> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ日本株配当貴族 <2065> が新高値。ｉシェアーズ米ドル建て新興国債券ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2622> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> は6.02％安、グローバルＸ　ロボティクス＆ＡＩ－日本株式ＥＴＦ <2638> は3.55％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> は3.08％安と大幅に下落。

　日経平均株価が449円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金908億7900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1087億5700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が187億1500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が123億1200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が86億3800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が85億1000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が64億3100万円の売買代金となった。

株探ニュース