ETF売買動向＝13日前引け、ＷＴ銅、野村金連動が新高値

　13日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比5.3％増の1545億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同5.5％増の1306億円だった。

　個別ではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銅上場投資信託 <1693> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　金上場投資信託 <1672> 、ＡＢＦ汎アジア債券インデックス・ファンド <1349> 、ＮＥＸＴ　金価格連動型 <1328> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ブロード上場投資信託 <1684> など15銘柄が新高値。グローバルＸ　新成長インフラ－日本株式 <2847> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＳｏｌａｃｔｉｖｅジャパン <2850> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではマザーズ・コア上場投信 <1563> が5.03％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が5.00％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が4.74％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が4.43％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が3.89％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は4.23％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は3.67％安、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> は3.15％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が420円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金747億900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均846億2200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が143億2400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が91億5700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が81億5900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が76億3500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が52億4400万円の売買代金となった。

株探ニュース