ETF売買動向＝21日前引け、原油ブル、ＷＴＩ原油が新安値

　21日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比10.0％増の2126億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同8.9％増の1687億円だった。

　個別ではＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> 、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が新安値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が9.05％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が6.79％高、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が4.03％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> は10.16％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> は9.09％安、ＵＢＳ　アジア太平洋株 <1390> は7.29％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> は7.16％安、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> は6.10％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が310円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金985億4400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1053億300万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が433億6000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が62億3100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が49億6800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が48億200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が28億8100万円の売買代金となった。

株探ニュース