ETF売買動向＝31日大引け、全銘柄の合計売買代金5573億円

　31日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比3.4％増の5573億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同6.2％増の5057億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ　クオリティ１５０上場投信 <1460> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銅上場投資信託 <1693> が新安値。

　そのほか目立った値動きでは純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が9.12％高、上場中国Ａ株パンダ <1322> が8.63％高、ＮＺＡＭ　上場投信　東証ＲＥＩＴ　Ｃｏｒｅ指数 <2527> が7.42％高、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が6.56％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が6.33％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は5.76％安、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> は5.60％安、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> は5.00％安、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> は4.38％安、ＵＢＳ　米国株 <1393> は4.11％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が167円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2884億3000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均3218億4000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が1373億4600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が184億9200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が179億6900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が169億3900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が69億8600万円の売買代金となった。

株探ニュース