ETF売買動向＝21日前引け、野村原油、ＥＴＦＳコンが新高値

　21日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比6.9％増の823億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同8.4％増の768億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　医薬品 <1621> 、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> 、ＥＴＦＳ　とうもろこし上場投資信託 <1696> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ日本株女性活躍指数 <2518> が新高値。ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> 、上場インデックスファンド新興国債券 <1566> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> が4.11％高、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が3.67％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> は4.76％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が112円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金582億100万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金480億7200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が52億9500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が40億4600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が32億1500万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が13億4900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が12億4400万円の売買代金となった。

株探ニュース