ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金3707億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比6.4％減の3707億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同5.0％減の3133億円だった。

　個別では上場インデックスファンド米国株式ヘッジ <2562> が新高値。ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、ダイワ日経ダブルインバース・インデックス <1366> 、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、ＪＰＸ日経４００ベア２倍上場投信（ダブルインバース） <1469> など8銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> が6.32％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が5.35％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が3.68％高、ｉシェアーズ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> が3.67％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が3.26％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は9.27％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> は5.02％安、Ｓ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> は4.99％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は4.63％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は4.59％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が87円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2017億7700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均2513億600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が541億8300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が148億500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が104億700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が92億8400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が49億1200万円の売買代金となった。

株探ニュース