ETF売買動向＝17日前引け、アセアン５０が新高値

　17日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比21.2％減の1107億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同21.7％減の963億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　アセアン好配当ＥＴＮ <2043> が新高値。ｉシェアーズ・コア　日本国債　ＥＴＦ <2561> 、東証マザーズＥＴＦ <2516> 、ｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <1496> 、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> 、ＮＥＸＴ　ブルームバーグ米国国債　為替ヘッジなし <2647> など9銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではサムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> が7.92％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ブロード上場投資信託 <1684> が3.45％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が3.30％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.25％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が64円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金531億7100万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均707億1300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が122億2500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が75億1300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が66億8400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が58億800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が43億5600万円の売買代金となった。

株探ニュース