ETF売買動向＝22日前引け、ｉシェア４百、ＭＸトピ除金が新高値

　22日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比89.9％増の2491億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同93.9％増の2044億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＴＯＰＩＸ連動型上場投信 <1306> 、ＳＭＴ　ＥＴＦ　カーボン・エフィシェント日本株 <2642> 、上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> 、グローバルＸ　Ｍｏｒｎｉｎｇｓｔａｒ　高配当　ＥＳＧ <2849> 、上場インデックスファンドＪＰＸ日経 <1592> など77銘柄が新高値。ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> 、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＴＯＰＩＸダブルインバース <1368> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　日経平均インバース <1456> など36銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではグローバルＸ　半導体関連－日本株式 <2644> が4.99％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は3.01％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が651円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1392億5800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金969億5400万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が131億6400万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が101億100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が93億3900万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が89億7700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が78億3500万円の売買代金となった。

株探ニュース