ETF売買動向＝12日前引け、原油先Ｗブル、野村原油が新高値

　12日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比24.9％減の1768億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同26.9％減の1531億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> 、ｉシェアーズ米国債１－３年ＥＴＦ <2620> 、ＮＥＸＴ　ロシア株式指数 <1324> 、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> など6銘柄が新高値。ｉシェアーズユーロ建て投資適格社債ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2623> 、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　アルミニウム上場投資信託 <1692> が8.81％高と大幅な上昇。

　一方、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> は6.01％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は3.19％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が265円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金804億7200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1193億6100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が224億7600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が143億4000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が106億5200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が95億7700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が75億5500万円の売買代金となった。

株探ニュース