ETF売買動向＝22日前引け、ＷＴ原油、ｉＦＥ科創板が新高値

　22日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比41.4％減の2011億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同42.2％減の1751億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> 、マザーズ・コア上場投信 <1563> 、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> 、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> など7銘柄が新高値。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が5.40％高、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が3.89％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.87％高、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が3.73％高、ＮＥＸＴ　不動産 <1633> が3.63％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は8.29％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は8.03％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が811円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金958億5200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金762億500万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が161億6300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が161億5000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が130億6000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が112億3500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が76億5100万円の売買代金となった。

株探ニュース