ETF売買動向＝6日前引け、野村不動産、日興ＳＰ５百が新高値

　6日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比29.8％増の1847億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同32.4％増の1754億円だった。

　個別ではＳＰＤＲ　Ｓ＆Ｐ５００　ＥＴＦ <1557> 、ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> 、ｉシェアーズ　オートメーション＆ロボット　ＥＴＦ <2522> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2511> 、上場インデックスファンド米国株式 <2521> など10銘柄が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　アルミニウム上場投資信託 <1692> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が6.34％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> が6.07％高、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が5.39％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が5.08％高、上場中国Ａ株パンダ <1322> が4.42％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.76％安、Ｓ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> は4.20％安、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は3.65％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.59％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が483円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1344億6500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1087億9000万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が219億7600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が46億7200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が45億5500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が29億8400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が18億4100万円の売買代金となった。

株探ニュース