ETF売買動向＝31日前引け、Ｈ株ベアが新高値

　31日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比56.2％増の2177億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同62.1％増の2066億円だった。

　個別では中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　天然ガス上場投資信託 <1689> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が16.43％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.36％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＺＡＭ　上場投信　東証ＲＥＩＴ　Ｃｏｒｅ指数 <2527> は7.04％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.94％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.36％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　大豆上場投資信託 <1697> は3.26％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が290円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1365億5800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金794億7800万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が388億8200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が68億5500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が59億4700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が49億100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が25億6100万円の売買代金となった。

株探ニュース