ETF売買動向＝2日前引け、野村ナスダクが新高値

　2日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比21.8％増の1547億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同25.3％増の1406億円だった。

　個別ではＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　大豆上場投資信託 <1697> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が4.50％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が4.44％高、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> が3.64％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銅上場投資信託 <1693> が3.06％高と大幅な上昇。

　一方、ＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（５％） <1567> は5.39％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.97％安、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> は4.72％安、ＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ設備・人材積極投資企業２００ <1485> は4.61％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は4.13％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が144円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金879億3200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均989億7600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が328億2200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が70億5300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が43億3200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が22億2300万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が15億7200万円の売買代金となった。

株探ニュース