ETF売買動向＝11日寄り付き、日経レバの売買代金は273億円と活況

　11日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比2.8％減の479億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同4.1％減の425億円となっている。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> が新高値。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> が10.75％高、ＮＥＸＴ　商社・卸売 <1629> が6.38％高、上場中国Ａ株パンダ <1322> が5.42％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が4.26％高、ＵＢＳ　米国株 <1393> が3.73％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は6.98％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.75％安、ＵＢＳ　スイス株 <1391> は4.17％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が222円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金273億8800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金244億4800万円を大幅に上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が80億1000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が15億6100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が15億4600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が13億2300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が6億7600万円の売買代金となっている。

株探ニュース