石油資源、今期経常を21％下方修正

　石油資源開発 <1662> が2月12日後場(14:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の122億円に急拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の123億円→98.3億円(前期は38.2億円)に20.7％下方修正し、増益率が3.2倍→2.6倍に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の123億円の黒字→124億円の黒字(前期は309億円の赤字)に0.6％上方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の110億円の黒字→85.3億円の黒字(前年同期は50.6億円の赤字)に23.1％減額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は109億円の黒字(前年同期は47.7億円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の2.1％→2.4％に改善した。

株探ニュース