ETF売買動向＝8日前引け、ＭＸ米債ヘ無、ｉＳ米債１３が新高値

　8日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比6.4％増の2033億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同9.0％増の1786億円だった。

　個別では上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> 、ＮＥＸＴ　シンガポール <2045> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> 、ｉシェアーズ米国債１－３年ＥＴＦ <2620> 、ＡＢＦ汎アジア債券インデックス・ファンド <1349> など13銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ米国投資適格社債 <2554> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が4.24％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> が4.14％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.42％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.35％安、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> は3.43％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は3.29％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は3.28％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が561円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金978億7200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金781億9300万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が283億3800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が137億2800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が124億1600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が112億1100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が71億6800万円の売買代金となった。

株探ニュース