ETF売買動向＝5日前引け、コスピベア、ハンセンベアが新高値

　5日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比23.2％減の703億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同27.0％減の639億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が新高値。ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> 、ダイワ銀行上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1648> 、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> 、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> 、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> など15銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> が3.60％高と大幅な上昇。

　一方、上場中国Ａ株パンダ <1322> は3.75％安、ＵＢＳ　米国株 <1393> は3.18％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が32円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金423億8900万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均690億2500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が97億1900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が34億8800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が28億5200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が15億2900万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が9億5800万円の売買代金となった。

株探ニュース