ETF売買動向＝14日前引け、野村ボベスパ、ジャス２０が新安値

　14日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比51.1％増の1700億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同50.3％増の1606億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> 、ダイワ銀行上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1648> 、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <1577> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> 、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> など25銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.07％高と大幅な上昇。

　一方、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> は7.87％安、ＭＡＸＩＳ　ＪＰＸ　日経中小型株指数上場投信 <1492> は3.80％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ日本株配当貴族 <2065> は3.55％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は3.45％安、ＮＥＸＴ　インド株式 <1678> は3.18％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が154円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金860億9700万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は866億7800万円で、同水準の商いとなった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が316億4700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が147億5700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が86億2300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が66億2300万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が27億4300万円の売買代金となった。

株探ニュース