ETF売買動向＝10日大引け、全銘柄の合計売買代金1664億円

　10日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比14.6％減の1664億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同15.0％減の1544億円だった。

　個別ではＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> 、上場中国Ａ株パンダ <1322> 、上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> 、ＳＰＤＲ　Ｓ＆Ｐ５００　ＥＴＦ <1557> 、上場インデックスファンド世界株式（ＭＳＣＩ　ＡＣＷＩ） <1554> など33銘柄が新高値。ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、ＪＰＸ日経４００ベア２倍上場投信（ダブルインバース） <1469> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が8.94％高、ＵＢＳ　英国大型株 <1389> が3.16％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> が3.02％高と大幅な上昇。

　一方、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> は10.40％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> は5.89％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が110円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1123億9700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1413億4100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が214億1500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が52億300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が31億200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が27億9000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が25億4100万円の売買代金となった。

株探ニュース