ETF売買動向＝10日大引け、全銘柄の合計売買代金1776億円

　10日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比21.4％増の1776億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同36.7％増の1486億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <1577> 、ＮＥＸＴ　金融 <1632> 、ＮＥＸＴ　商社・卸売 <1629> 、グローバルＸ　ＭＳＣＩスーパーディビィデンド <2564> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> など6銘柄が新高値。ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　レバレッジ <2237> 、ｉシェアーズ　グリーンＪリート　ＥＴＦ <2852> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.87％高と大幅な上昇。

　一方、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は3.29％安、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジあり <2569> は3.17％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.08％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が86円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金765億2200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金676億3700万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が260億1800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が107億4400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が90億6800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が80億2000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が64億6000万円の売買代金となった。

株探ニュース