ETF売買動向＝12日大引け、全銘柄の合計売買代金1135億円

　12日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比30.2％増の1135億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同33.2％増の1020億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ　コア３０ <1344> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、ダイワ建設・資材上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1636> が新高値。ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が4.55％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.05％高、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> が3.03％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> は3.34％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が32円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金717億6400万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均817億3900万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が115億4200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が80億9000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が27億9500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が19億6700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が18億5300万円の売買代金となった。

株探ニュース