ETF売買動向＝20日大引け、全銘柄の合計売買代金1781億円

　20日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比22.2％増の1781億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同23.4％増の1601億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ日経２２５上場投信 <1346> 、ダイワ上場投信－ＭＳＣＩ日本株人材設備投資指数 <1479> 、ＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ設備・人材積極投資企業２００ <1485> 、ｉシェアーズ日経２２５ＥＴＦ <1329> 、上場インデックスファンド日経２２５（ミニ） <1578> など23銘柄が新高値。国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> 、ダイワ４００インバースインデックス <1465> 、ダイワ日経ダブルインバース・インデックス <1366> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> など12銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が28.92％高、ＮＺＡＭ　ＴＯＰＩＸ <1596> が7.89％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　農産物商品指数上場投資信託 <1687> は10.26％安、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は7.21％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は4.48％安、国際のＥＴＦＶＩＸ中期先物指数 <1561> は3.94％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が102円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1146億9900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1308億2600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が160億3200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が90億2800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が84億2200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が26億2400万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が20億4600万円の売買代金となった。

株探ニュース