ETF売買動向＝6日前引け、ｉＳＩＧ債Ｈ、ｉＳ米債７Ｈが新高値

　6日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比68.6％増の2986億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同66.4％増の2706億円だった。

　個別ではｉシェアーズ・コア米国債７－１０年 <1482> 、ｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <1496> が新高値。ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ野村株主還元７０ <2529> 、ＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> 、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> 、上場日本高配当 <1698> 、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> など19銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が14.58％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が11.53％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が4.73％高、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が4.01％高、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が3.79％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は8.93％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は6.70％安、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国ＲＥＩＴ・Ｓ＆Ｐ先進国 <2515> は6.68％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は6.11％安、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2514> は5.93％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が676円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1570億3600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は1604億6500万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が673億5500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が93億7100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が76億8800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が58億1800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が57億6500万円の売買代金となった。

株探ニュース