ETF売買動向＝29日寄り付き、日経レバの売買代金は105億円と低調

　29日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比9.7％減の260億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同6.4％増の196億円となっている。

　個別ではＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1490> 、ｉシェアーズ米国債１－３年ＥＴＦ <2620> が新高値。ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　ブルームバーグ・フランス国債 <2246> 、ｉシェアーズユーロ建て投資適格社債ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2623> 、ｉシェアーズ　ドイツ国債　ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2857> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きでは純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が3.52％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が3.06％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> は6.64％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.53％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が26円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金105億8800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均142億4600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が17億2600万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が16億6100万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が16億1600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が11億1800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が10億1100万円の売買代金となっている。

株探ニュース