ETF売買動向＝24日前引け、金ベアが新高値

　24日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比26.1％減の901億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同28.4％減の840億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新高値。ＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジあり） <1487> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> 、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.61％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　金上場投資信託 <1672> は3.01％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が137円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金637億6800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均818億7800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が90億1600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が35億6300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が20億5900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が14億1400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が9億5200万円の売買代金となった。

株探ニュース