ETF売買動向＝10日前引け、ｉＦＳＰベ、ＮＴ中小型が新高値

　10日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比3.0％増の1410億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同8.4％減の1110億円だった。

　個別ではｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　インバース <2238> 、ＮＥＸＴ　ニッチトップ中小型日本株 <2050> が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　レバレッジ <2237> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が12.56％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> が4.57％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> が3.01％高と大幅な上昇。

　一方、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は7.56％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は6.78％安、ＵＢＳ　ユーロ圏小型株 <1388> は5.93％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は4.86％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> は4.55％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が351円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金530億9500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均598億6800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が193億6800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が108億2200万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が71億2200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が58億700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が54億1900万円の売買代金となった。

株探ニュース