決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … メルカリ、フライト、ファルコム (11月7日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の11月6日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　メルカリ <4385>
　20年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常損益は70.2億円の赤字(前年同期は25.1億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.6　ツクイＳＴＦ <7045>
　20年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比24.8％減の1.8億円に減り、従来予想の2.3億円を下回って着地。

▲No.7　ファルコム <3723>
　19年9月期の経常利益(非連結)は前の期比13.8％増の14.7億円に伸びたが、20年9月期は前期比32.1％減の10億円に落ち込む見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4385> メルカリ 　　　東Ｍ 　 -20.09 　 11/ 7　　　1Q　　　　赤拡
<8844> コスモスイニ 　ＪＱ 　 -13.85 　 11/ 7　　上期　　　 33.18
<7674> ＮＡＴＴＹ 　　東Ｍ 　 -13.21 　 11/ 7　　　1Q　　　　　－
<2588> プレミアムＷ 　東２　　 -9.52 　 11/ 7　　上期　　　 12.62
<9057> 遠州トラック 　ＪＱ　　 -9.48 　 11/ 7　　上期　　　 71.30

<7045> ツクイＳＴＦ 　ＪＱ　　 -7.89 　 11/ 7　　上期　　　-24.80
<3723> ファルコム 　　東Ｍ　　 -6.06 　 11/ 7　本決算　　　-32.07
<8889> ＡＰＡＭＡＮ 　ＪＱ　　 -5.63 　 11/ 7　本決算　　　 92.04
<3753> フライト 　　　東２　　 -5.53 　 11/ 7　　上期　　　　赤縮
<6039> 動物高度医療 　東Ｍ　　 -4.28 　 11/ 7　　上期　　　 22.65

<4409> 東邦化 　　　　東２　　 -3.92 　 11/ 7　　上期　　　-15.74
<7711> 助川電気 　　　ＪＱ　　 -3.86 　 11/ 7　本決算　　　-95.55
<1382> ホーブ 　　　　ＪＱ　　 -3.24 　 11/ 7　　　1Q　　　　赤縮
<8929> 青山財産 　　　東２　　 -2.91 　 11/ 7　　　3Q　　　 19.48
<6639> コンテック 　　東２　　 -2.86 　 11/ 7　　上期　　　-36.25

<3908> コラボス 　　　東Ｍ　　 -2.65 　 11/ 7　　上期　　　-25.00
<6164> 太陽工機 　　　ＪＱ　　 -2.36 　 11/ 7　　　3Q　　　 12.91
<8045> 浜丸魚 　　　　ＪＱ　　 -1.91 　 11/ 7　　上期　　　-18.65
<2344> 平安レイ 　　　ＪＱ　　 -1.38 　 11/ 7　　上期　　　 -0.98
<6998> タングス 　　　東２　　 -1.17 　 11/ 7　　上期　　　-51.79

<3634> ソケッツ 　　　東Ｍ　　 -0.93 　 11/ 7　　上期　　　　赤縮
<7703> 川澄化 　　　　東２　　 -0.90 　 11/ 7　　上期　　　204.30
<5199> 不二ラテ 　　　ＪＱ　　 -0.84 　 11/ 7　　上期　　　-80.51
<9723> 京都ホ 　　　　東２　　 -0.67 　 11/ 7　　上期　　　 -8.57
<7621> うかい 　　　　ＪＱ　　 -0.57 　 11/ 7　　上期　　　　黒転

<9996> サトー商会 　　ＪＱ　　 -0.56 　 11/ 7　　上期　　　　0.38
<4635> 東インキ 　　　東２　　 -0.17 　 11/ 7　　上期　　　-53.40
<4342> セコム上信越 　東２　　 -0.14 　 11/ 7　　上期　　　 -0.04

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース