サカタのタネが一時１０％高、第１四半期は国内の野菜種子好調で２ケタ営業増益

　サカタのタネ<1377.T>が３連騰し、一時前週末日１０．４％高の２８９６円まで買われている。同社は７日取引終了後、１７年５月期の第１四半期（６～８月）連結決算を発表し、売上高は１５６億３０００万円（前年同期比３．９％増）、営業利益は４７億６４００万円（同２４．２％増）と大幅な営業増益だったことが好感されている。

　国内では、ブロッコリーやニンジンといった野菜種子や、苗木を中心として好調に推移した。また、海外では円高の影響はあったものの、野菜種子の売り上げが第１四半期に前倒しで計上されたことが寄与した。

　なお、通期業績予想は従来見通しを据え置き、売上高５６１億円（前期比４．５％減）、営業利益６０億円（同１８．０％減）を見込んでいる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）