ETF売買動向＝4日大引け、全銘柄の合計売買代金2642億円

　4日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比61.5％増の2642億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同65.1％増の2440億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> 、上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> 、ＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ設備・人材積極投資企業２００ <1485> 、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　野村企業価値分配指数連動型 <1480> など24銘柄が新高値。日経平均ベア上場投信 <1580> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、ダイワ日経ダブルインバース・インデックス <1366> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> など12銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が6.47％高、ＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> が5.74％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が5.53％高、ダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> が5.06％高、上場インデックスファンドＦＴＳＥ日本グリーンチップ３５ <1347> が4.16％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.34％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が479円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1661億2900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金856億6800万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が281億5100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が150億8000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が149億8800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が64億1400万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が24億600万円の売買代金となった。

株探ニュース