ETF売買動向＝28日大引け、全銘柄の合計売買代金921億円

　28日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比45.3％減の921億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同48.6％減の804億円だった。

　個別ではＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> が新高値。ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> 、ＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が5.02％高、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> が3.06％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は9.06％安、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> は6.70％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は6.18％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は6.11％安、ダイワエネルギー資源上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1635> は4.12％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が30円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金578億2200万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1109億4300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が99億4200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が25億5400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が25億4500万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が18億5300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が16億6000万円の売買代金となった。

株探ニュース