ETF売買動向＝2日大引け、全銘柄の合計売買代金6572億円

　2日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比7.9％増の6572億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同8.4％増の6052億円だった。

　個別ではｉシェアーズ・コア米国債７－１０年 <1482> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジあり） <1487> 、ｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <1496> が新高値。ＮＥＸＴ　運輸・物流 <1628> 、ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、ラッセル野村小型コアインデックス連動型上場投信 <1312> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> 、ＮＥＸＴ　アセアン好配当ＥＴＮ <2043> など18銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が8.61％高、上場中国Ａ株パンダ <1322> が6.49％高、ＪＡＳＤＡＱ－ＴＯＰ２０上場投信 <1551> が5.40％高、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が5.29％高、東証マザーズＥＴＦ <2516> が4.66％高と大幅な上昇。

　一方、上場インデックスファンド豪州リート <1555> は7.18％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は6.45％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> は6.28％安、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> は5.92％安、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> は5.40％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が201円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金3783億300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金2530億9100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が1222億4200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が284億4300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が255億円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が129億7800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が114億2800万円の売買代金となった。

株探ニュース