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明日の株式相場に向けて=逆張りでキャピタルゲインの宝庫に臨む

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/02/26 17:30
 きょう(26日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比170円高の5万8753円と3日続伸。3連騰で連日の最高値更新と本来であれば意気上がるところだが、実態は想定を外れた尻すぼみの地合いだった。朝方の先物の値動きを見る限り一気に6万円大台にワンタッチもあるかというムードが漂ったものの、そうは問屋が卸さなかった。寄り後早々に700円以上の上昇で5万9300円台まで駆け上がったが、そこがこの日の天井であった。その後に日経平均は何とマイナス圏に転じる場面もあった。最終盤に下げ渋ったとはいえ、一貫して売り圧力に頭を押さえつけられた格好である。個別ではここでもアドバンテスト<6857.T>のチャートが典型的で、きょうは満を持して遂に上場来最高値を更新したのだが、その後の資金の逃げ足に若干の不安は拭えない。“一文新値”でダブルトップという可能性がまだわずかに残っている。

 今の相場は基本的に強気であっても、高値圏での値崩れに対する恐怖が誰しも心に巣食っている状態で、ちょっとした風の変化で地合いは消沈する。機関投資家でもないのに「持たざるリスク」に突き上げられて上値に買いつくのは、逆にリスクをわざわざ抱えに行くようなもの。株価が飛んでしまっている銘柄は見なかったことにするのが一番よく、調整を入れて買い場を提供しているという認識が持てるまで手を出さないこと。株式市場には、いつなんどきでも、ほぼ無尽蔵に上がる銘柄が存在するわけで、一つの銘柄に惚れ込んで他が見えなくなってしまっているような心理状態は危険である。

 中国古典を引けば、孫子はその「九変篇」の冒頭、兵を用いるにあたり「高陵には向かうことなかれ、丘を背にするは逆らうことなかれ」と説く。すなわち引力に逆らって高地に向かえば、後顧の憂いなく斜面を駆け降りてくる敵に押し潰されるのが道理。その際は、敵を平地に誘導してから戦う老獪さを持てという。株式市場で意中の銘柄があってもやみくもに資金を投下せず、株価の初動時もしくは調整を入れて買いやすくなるまで待つというスタンスが結局は勝利へと導く。買えなければそれはそれで良しと思わなければいけない。

 相場には常に投資マネーを誘導する明分化された買いの根拠がある。“サナエ効果”もあって今の東京市場はさまざまなテーマ物色の流れが波状的に押し寄せている。「AI・半導体」や「データセンター」などは日米共通でクリーンナップを担う投資テーマだが、日本ではこのほかレアアースや人工ダイヤ、造船、国土強靱化、宇宙開発といった強いテーマがメリーゴーラウンドのように何度も巡って物色のチャンスを投資家に提供する。
 
 一方、こういう正面から順張りで向き合うテーマとは別に、裏側から攻める逆張り戦略というのも時に有効性を発揮する。かつてディープシーク・ショックでは、結果的にエヌビディア<NVDA>が天与の買い場を提供した形となった。今回はいうまでもなく米新興AIのアンソロピックがもたらしたインシデントで、高性能AI代替によるビジネスモデルの毀損を懸念された銘柄に売りがかさんだ。しかし、これは多分に思惑先行の部分が多い。実際、米株市場ではアンソロピックが提携戦略を持ちかけた企業の株価が大きく上昇という事例が相次いでる。アンソロピックと提携することで「淘汰」ではなくいきなり「共存共栄」に変わるというコンセプトは短絡的(能天気)な気もするのだが、それで話が解決するなら、今回のソフトウェア関連株の株価崩落は、やはり自然発生的ではなく“仕掛け”であった要素が強い。もしそうであるとするならば、淘汰の懸念に晒された銘柄群の株価復元プロセスはキャピタルゲインの宝庫と化していく。

 東京市場に目を向けると、きょうはアンソロピック・ショックの波及で深押しを強いられていたNEC<6701.T>が急反発。底値圏での赤三兵というには3本目の陽線が伸び過ぎているきらいもあるが、ともあれ4000円近辺はバーゲンセール開催中というところだ。これに似たチャートでは、同業でコード番号が隣接する富士通<6702.T>も中期スタンスで戻りを楽しめそうだ。また、IP関連ではサンリオ<8136.T>の後を追いかける任天堂<7974.T>に引き続き視線を向けておきたい。アンソロピックとは直接関係ないが、ソフトウェア関連株との連動性が確認された人材大手のリクルートホールディングス<6098.T>や、新境地の「求人ボックス」が成長ドライバーに変わりつつあるカカクコム<2371.T>なども逆張り対象として面白いかもしれない。

 あすのスケジュールでは、朝方取引開始前に発表される2月の都区部消費者物価指数(CPI)にマーケットの注目度が高いほか、これに若干遅れて1月の鉱工業生産指数、1月の商業動態統計、対外・対内証券売買契約なども取引開始前に開示される。前場取引時間中には3カ月物国庫短期証券の入札が行われる。後場取引時間中に1月の住宅着工統計が発表される。なお、この日はIPOが1社予定されており、東証スタンダード市場にギークリー<505A.T>が新規上場する。海外では2025年10~12月期のインド国内総生産(GDP)速報値が開示されるほか、1月の米卸売物価指数(PPI)、2月のシカゴ購買部協会景気指数、11月及び12月の米建設支出など。(銀)

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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