ドル/円年内の上値は128円も?
12月の利上げに向けドルはこじっかり。その一方で、ドルインデックスが3月以来の100に接近している(11/17終値99.7)ことからドル/円は123円台ミドルから上は重くなっています。12月の利上げ後については「予想で買われ、結果で売られる」パターンになるのでは?との声も多く、黒田ラインとされる125円が意識されていることも上攻めしにくい状況です。
チャートをご覧ください。10/1のレートを100として年末までの推移を指数化したものです。過去3年、年末にかけて上昇しており、今年(紫)も現在のところ概ねそのパターンを踏襲していることがお分かりになるかと思います。仮に今回も2013年のライン(1番伸びが低い年)を辿るとすれば、年末には128.74円まで上昇することになります。
12月のFOMCは16日。最近では日銀の年内追加緩和観測は大きく後退していますが、その一方で政府の補正予算(真水で3~5兆円)が打ち出されるのでは?との見方が広がっています。また、米ドル資金調達コストが急上昇しているとの報道も伝わっています。米利上げを控えて市場のドル流動性が枯渇していることを意味します。黒田ラインである125円で打ち止めと決めつけていると思わぬ落とし穴にはまることになるかもしれません。
チャートをご覧ください。10/1のレートを100として年末までの推移を指数化したものです。過去3年、年末にかけて上昇しており、今年(紫)も現在のところ概ねそのパターンを踏襲していることがお分かりになるかと思います。仮に今回も2013年のライン(1番伸びが低い年)を辿るとすれば、年末には128.74円まで上昇することになります。
12月のFOMCは16日。最近では日銀の年内追加緩和観測は大きく後退していますが、その一方で政府の補正予算(真水で3~5兆円)が打ち出されるのでは?との見方が広がっています。また、米ドル資金調達コストが急上昇しているとの報道も伝わっています。米利上げを控えて市場のドル流動性が枯渇していることを意味します。黒田ラインである125円で打ち止めと決めつけていると思わぬ落とし穴にはまることになるかもしれません。