扶桑化学が大幅続落、12月7日付で東証1部または2部に市場変更も公募増資を同時発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/11/16 09:32
 扶桑化学工業<4368.T>が大幅続落。前週末13日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、12月7日付でジャスダック市場から東証1部または2部に市場変更することになったと発表したが、同時に400万株の公募増資と、100万株の売り出し、75万株を上限とするオーバーアロットメントによる売り出しを実施すると発表しており、需給悪化や希薄化に対する警戒感から売りが先行しているようだ。なお、手取り概算額56億9636万円については、設備資金や関係会社投融資、運転資金などに充当するという。
 一方、市場変更を記念して、期末配当を5円増額するとともに、記念配当10円を実施するとあわせて発表したが、これに対する反応は限定的。これにより期末配当は25円(従来予想10円)、年間配当は35円(従来予想20円、前期18円)となる。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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