【売り】東京エレクトロン<8035>戻りいっぱい銘柄の反落予想です=マエストロの株式ボナセーラ

著者:熊谷亮
投稿:2015/11/09 08:41

【売り】東京エレクトロン<8035>戻りいっぱい銘柄の反落予想です

【説明】
 半導体製造装置で世界3位。前工程の装置に強み。世界の大半の半導体メーカーと取引関係があり、同社の受注高は世界半導体設備投資の重要指標としても注目されております。15年4月、半導体製造装置メーカー世界大手の米アプライド・マテリアルズとの経営統合中止を発表しました。

 先週金曜日の日経平均株価終値は+149円の19,265円と続伸し19,200円台に乗せてきました。
 週末の米NY株式市場は上昇し、シカゴ平均株価先物も大幅続伸しておりますので、月曜日は買い優勢で始まることが予想されます。

 日経平均株価の日足は『三空』となっております。月曜日に高く始まれば『四空』となります。
 テクニカル的にも過熱感は更に高まるかたちとなり、日経平均株価の上昇もいったんピークとなり、調整入りの動きとなる可能性が高まります。

 市場参加者や市場関係者は『強気』な見方に溢れております。賢明な投資家は皆が『強気』になった場面ほど、冷静に市場を見つめると言われます。テクニカル的に過熱感が高まった今、とにかくここでの『強気』は注意が必要と言えるのではないでしょうか。

 東京エレクトロン<8035>のチャートも日経平均株価に連動しジリジリと戻りを演じております。

 10月27日に2016年3月期業績予想と配当予想の上方修正を発表。連結営業利益は950億円から1050億円、連結当期利益は660億円から720億円に引き上げた。主力の半導体製造装置の受注が足元で想定を上回り、販売も増加する見通し。年間配当は従来予想の188円から219円に引き上げました。

 株価は、9月29日の5,519円から上昇を続け、週末金曜日は-58円の7,466円と6日続伸後の反落となりました。
 テクニカル的には過熱感が高まっております。
 一定幅、一定期間の上昇となっており、いったんピークアウトし調整入りとなる可能性が高まっております。
熊谷亮
株式会社クマガイサポート 代表
配信元: 達人の予想

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