【売り】ダイキン工業<6367>戻りいっぱいからの反落予想です=マエストロの株式ボナセーラ

著者:熊谷亮
投稿:2015/11/09 08:38

【売り】ダイキン工業<6367>戻りいっぱいからの反落予想です

【説明】
 大阪市北区に本社を置く業務用空調機、化学品の大手メーカー。エアコン世界首位。加湿機能と除湿機能を併せ持つ「うるるとさらら」が大ヒット。国内は業務用で断トツ。中国・格力電器と多面提携。フッ素化学事業も展開。

 先週金曜日の日経平均株価終値は+149円の19,265円と続伸し19,200円台に乗せてきました。
 週末の米NY株式市場は上昇し、シカゴ平均株価先物も大幅続伸しておりますので、月曜日は買い優勢で始まることが予想されます。

 日経平均株価の日足は『三空』となっております。月曜日に高く始まれば『四空』となります。
 テクニカル的にも過熱感は更に高まるかたちとなり、日経平均株価の上昇もいったんピークとなり、調整入りの動きとなる可能性が高まります。

 市場参加者や市場関係者は『強気』な見方に溢れております。賢明な投資家は皆が『強気』になった場面ほど、冷静に市場を見つめると言われます。テクニカル的に過熱感が高まった今、とにかくここでの『強気』は注意が必要と言えるのではないでしょうか。

 ダイキン工業<6367>のチャートも日経平均株価に連動しジリジリと戻りを演じております。
 
 11月5日、2016年3月期の連結売上高が2兆900億円になる見込みだと発表。従来予想は2兆600億円だった。営業利益は2120億円の黒字(従来2120億円の黒字)、経常利益は2100億円の黒字(従来2100億円の黒字)、純利益は1300億円の黒字(従来1300億円の黒字)となる見通し。

 株価は、9月29日の安値6,557円から上昇を続いておりましたが、週末金曜日は+166円の8,038円と3日続伸となりました。
 テクニカル的には過熱感が高まっております。
 一定幅、一定期間の上昇となっており、いったんピークアウトし調整入りとなる可能性が高まっております。
熊谷亮
株式会社クマガイサポート 代表
配信元: 達人の予想

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