明日の株式相場見通し
あす(5日)の東京株式市場は、きょう新規上場した郵政3社の動向に影響を受ける相場展開が続きそうだ。市場には、ややイベント疲れの兆候もみられることから、日経平均株価は一服商状となりそうだ。
郵政3社の株価がいずれも公開価格を大幅に上回る推移となり、市場関係者の大方の予想を上回る極めて好調な滑り出しとなったことで、逆に全体相場には警戒感が出ている面もあるという。市場関係者からは「郵政3社の事前予想を大幅に上回る人気ぶりで買いが集中し、好決算を発表している他の有望銘柄に手控えの動き広がっていることは確か。郵政株人気が落ちついた時点で、通常の物色に戻る」との見方が出ていた。
4日の東京株式市場は、終始買い優勢で日経平均株価は一時、前営業日比470円近い上昇で1万9100円台まで買われた。ただ、後場後半は伸び悩み、終値は前営業日比243円67銭高の1万8926円91銭と上昇幅を縮小した。東証1部の売買代金は、郵政3社上場もあり3兆3892億円と大きく膨らんだ。
日程面では、大阪府知事選告示(22日投開票)、日銀金融政策決定会合議事要旨(10月6~7日開催分)、2日時点の給油所の石油製品価格に注目。
海外では、G20貿易相会合、欧州委員会の秋季経済見通しが焦点となる。
郵政3社の株価がいずれも公開価格を大幅に上回る推移となり、市場関係者の大方の予想を上回る極めて好調な滑り出しとなったことで、逆に全体相場には警戒感が出ている面もあるという。市場関係者からは「郵政3社の事前予想を大幅に上回る人気ぶりで買いが集中し、好決算を発表している他の有望銘柄に手控えの動き広がっていることは確か。郵政株人気が落ちついた時点で、通常の物色に戻る」との見方が出ていた。
4日の東京株式市場は、終始買い優勢で日経平均株価は一時、前営業日比470円近い上昇で1万9100円台まで買われた。ただ、後場後半は伸び悩み、終値は前営業日比243円67銭高の1万8926円91銭と上昇幅を縮小した。東証1部の売買代金は、郵政3社上場もあり3兆3892億円と大きく膨らんだ。
日程面では、大阪府知事選告示(22日投開票)、日銀金融政策決定会合議事要旨(10月6~7日開催分)、2日時点の給油所の石油製品価格に注目。
海外では、G20貿易相会合、欧州委員会の秋季経済見通しが焦点となる。